noba*ya [のばーや]

無痛分娩 体験レポート1(初産婦)

2012年に初めてのお産をした私(あらら)。

ヘタレなので陣痛が怖く、あと高年齢なので体力に自信がなく、最初から無痛分娩を希望していました。

通える範囲で無痛分娩を積極的に推奨している病院は2つ。
ひとつはお城みたなキラキラした外観だったので趣味が合わず(苦笑)、シックな外観の病院にしました。

入院中に絵日記を書いていたので、無痛分娩体験談をどうぞご覧ください。

 


浣腸されると噂には聞いておりましたが…あれの威力は凄いですね。
まぁでも全部出しておかないと…後々分娩室が大変なことになってしまうのね。
お産はほんと、綺麗事ではないわね。


もう41週に入ってましたが、赤ちゃんは降りてきてないし、子宮口も開いてない状態。
少しずつ陣痛促進剤が入って行ってるんだけど劇的に進むこともなく。とにかくヒマ。
こんな風に絵日記が描けるほど、ヒマ。
(次ページに続く)



本格的に陣痛が始まる前に、無痛分娩(麻酔)の処理をする。
手術室で、長~い注射針を背中に刺す!
あとは管を繋いで、様子を見ながら少しずつ麻酔を増やしていくらしいです。


夜も更けてきた頃、やっと赤ちゃんが降りてきた。
無痛だけど、降りてきた瞬間は分かりましたね。
むりむりむりっって、重たいのが下ってくる感じ。
痛みはないけど、圧迫感みたいなのは感じました。

分娩室は2部屋あったんだけど、隣では通常分娩の妊婦さんが「もうだめ~!ぎゃーーー!」と泣き叫んでました。
あぁやっぱり無痛でよかった・・・私は余裕・・・。
(次ページにつづく) で、いよいよ分娩台に上がるわけです。

やっと現れた院長先生が一言、「じゃあお産にするよ~」
…今まではお産ではなかったのか。

この時、実は私は気が気ではなかったのです。
入院したのが6月5日の朝、6月6日は夫の誕生日だったのです。
同じ誕生日になるのを夫が期待しているのを知っていた私は、なんとか6月6日まで粘りたかった。
院長先生が現れたのが23時55分。
時間との闘いです。

実は私、「いきんでください」と言われた時に、「いきむフリ」をしていたのです。
6月6日になるまで、何としても粘りたかったので。
しかし、いきみ偽装の甲斐も無く、院長先生が出してきたスッポン(吸引分娩の器具)により、赤子は引きずり出されてしまったのでした…

ヤバイ、もう出てきた!!!

赤子を見た私の最初の感想が、コレ。
慌てて見た時計は、6月6日0時0分。

なんとか夫と同じ誕生日にする事ができて…私は心から安堵したのでした。。。


なんて余裕ぶちかませるくらいですから。
無痛分娩は本当に楽でしたよ。
ちなみに料金はプラス5万円でした。

麻酔による医療ミスなどもあり色々と話題にもなっているのですが、私は無痛分娩にして本当に良かったなぁ~、と思います。
落ち着いてお産できて、良い思い出です。